【S11使用構築】Charizard Standard【最高2046最終1992】
・構築経緯
一度使ってみたかった鬼羽リザXから構築を組み始めました。
相方にはリザが初手に誘うゲッコウガ、カバルドンに強く、裏に引かれたとしてもボルチェンでサイクルを回せる水ロトムを相性がいいと考えて採用。
リザXのおかげで剣舞霊Zミミッキュに怯えずに済むので、鋼枠にはテテフに安定して後投げできるギルガルドを入れました。
4匹目に相手の舞ったマンダ、ギャラを止められないので、HBポリゴン2を置き、
ここまでで重い毒持ちのドラン、ガルドを絡めたサイクルに対抗する為、HDグライオンを5匹目に採用しました。
最後はジャラランガZ顔パスなのでフェアリーとしてミミッキュとテテフで迷った末、高速アタッカーが欲しいのでテテフになりました。
・個体解説
性格:ようき
実数値(メガ前):185(252)-105(4)-98- * -105-167(252)
(メガ後):185-151-131- * -105-167
技構成:フレアドライブ/ドラゴンクロー/おにび/はねやすめ
調整:同族意識で最速
今まで使ったリザードンの中で一番選出しやすかったです。羽休めがあるおかげでステロがそこまで怖くないのが一番大きいポイント。
採用率一位のミミッキュに対して後投げから有利な展開に持っていけるのがとにかく強く、選出画面からは想像つかない詰め筋を作りに行けるので相手の思惑を大きく崩すことができました。
炎ウェポンは電気タイプやスカーフを持っていないテテフを倒しきるためにフレドラ、空いた一枠はラス1竜舞マンダと対面してしまっても負けないドラクロとしました。
性格:おくびょう
実数値:145- * -96(4)-182(252)-135-161(252)
技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/きあいだま
調整:上からのストッパーとしての性能を意識して最速
自分はメガバシャに対面で負けたくないので臆病派です。
気合玉を入れているのはバンギやツルギ相手にワンチャン掻っ攫うため。ゲッコウガ+メタグロスの並びにも一貫する。
サイコフィールドによってリザが影打ちで縛られるのを防げるため、ミミッキュ入りにはリザとセットで選出することが多かったです。
火力不足を感じる場面もありましたが、それ以上に控えめだったら負けていた相手(テテフーディン、超Zデンジュモク、ポリゴンZetc...)が多かったので、正解だったと思います。
水ロトム@水Z 特性:ふゆう
性格:おくびょう
実数値:157(252)- * -127-138(100)-127-138(156)
技構成:10万ボルト/ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/どくどく
調整:ドロポンZでD特化カバルドン最低乱数以外一発(93.7%)
準速レヒレ抜き
今回のパーティはかなりレヒレに薄いため、ほぼ確実に上をとれるようSを大きく伸ばしました。その結果ボルチェンをゲッコウガに確定耐えされるほど怪しい火力になったため、ボルチェンを打つ時は居座られた時のことをよく考えた上で押してました。
ロトムは数値受けで対応されることが多いので、毒々は外せなかったです。ただ、このパーティにおいては後述するギルガルド、グライオンとの相性が良い電磁波も良さそうです。
性格:しんちょう
実数値:177(212)-118(20)-146(4)- * -139(252)-118(20)
技構成:地震/岩石封じ/身代わり/ハサミギロチン
調整:ミラーとABミミッキュ意識
地震でB4振りメガゲンガーを乱数下から2つ切って一発(87.5%)
主な役割対象はガルド、ドランなのでHD振りです。裏のレヒレ、ナット、ハッサム等を纏めて崩すため毒ではなくギロチン採用。
リザードンが剣舞や竜舞を覚えたアグレッシブな型ではないので、受けサイクルはこっちに崩してもらいます。PPが枯れたら降参します。
岩石封じはウルガモス、ボルトロスの起点回避のために採用しました。相性のいい羽休めが欲しかったのですが、グライオンというポケモンの強みの8割5分は身代わりにあると思っているので身代わりで運用してました。
ギルガルド@食べ残し 特性:バトルスイッチ
性格:いじっぱり
実数値(シールド):161(212)-112(20)-171(4)- * -172(12)-85(36)
実数値(ブレード):161-222-71- * -72-85
技構成:シャドークロー/アイアンヘッド/影打ち/キングシールド
調整:食べ残しの回復効率意識(16n+1) B<D
Sは同族や非メガバンギ意識
種族値が実質720もある最強ポケモン。このポケモンの出し方を学んでから一気にレートが伸びました。
物理型で採用しているのはPT単位で重いウルガ、レヒレ等のDが上がる積みポケモンにガン起点にされないため。食べ残しを見て特殊受けに引かれることも多く、このポケモン特有の強みを大きく活かせました。低速ポケモン相手はアイヘで怯ませてワンチャン掴める時もありました。
何より大きいのが影打ちの火力が高い事。回復ソースのないPT相手は全員をガルドの影打ち圏内に入れる勝ち筋を取ることが出来、クッションから詰めまで何でもこなせる万能っぷりを遺憾なく発揮してくれました。
ポリゴン2@進化の輝石 特性:アナライズ
性格:図太い
実数値:191(244)- * -156(252)-127(12)-115-80
技構成:冷凍ビーム/放電/どくどく/自己再生
調整:特になし
格闘以外の物理ATに対する強力な受け。
グライオンが毒を持っていないため、イカサマを抜いて毒々を入れました。
冷凍ビームはマンダ、放電はギャラを見るために必要なので技構成は完成しています。
強いて言うなら、毒を入れたいポケモンの受け出しが予想されるときに放電押すのを躊躇ってしまうシーンがあったので10万ボルトの方がいい時もあります。
・選出
主にリザ、テテフ、水ロトムから1匹+ガルド、グライ、ポリ2から2匹、
リザ+テテフか水ロトム+ガルド、グライ、ポリ2から1匹の2パターンでした。
ごく稀にポリ2グライガルドの選出をしました。
基準としては、
リザ→ドランが見えない限り積極的に出す
リザ、ジャロ、ガッサ、ツルギ入りにはほぼ確定
テテフ→ジュモク、ポリZ等Sを上げてくる中速エースが見えたら確定
ゲッコウガがいないゲンガー軸には積極的に選出
ゲッコ、カバ、ポリ2が見えたらなるべく選出
グライ→ドラン、ガルド入りのPTや、バナカグヤ、ブルドヒ等の
いわゆる受けサイクルに対して確定選出
できればゲンガー、アーゴヨンにも出す
ポリ2→マンダ、ギャラ軸には確定
ロトムが出せないポリ2、クレセ入りにも大体選出
以上の考えで余裕が生まれたときは、相手に刺さっているポケモンから出します。
困ったらガルドかポリ2を出します。
・きついポケモン
バシャーモ 誰も受かりません。頑張って未加速バシャとテテフの対面に持っていきました。もしくはHPフルのロトムを最後まで残す。
最速エアスラリザY 毎回こちらのリザが同速負けからの怯みで突破されます
なんで?
最速カプZレヒレ、襷ゲンガー 実質2vs3 ずるい
エアームド 毒もギロチンも弾く鋼タイプの鑑 受けループからこのポケモンが出てきたら降参です
・FATALITY
オニゴーリ 6匹中4匹ゴーリのカモなので如何なる選出をしても必ず隙が生まれます
リザードンもS上げる技が無いので切り返せません 負けても文句言えないです
寧ろ回避とSめっちゃ上げてもらって次当たった人にその分超絶運勝ちしましょう
冷静に今期2000から伸び悩んだ最大の原因
今期対戦してくださった方はありがとうございました。
3シーズンぶりに2000より上で戦えて本当に楽しかったです。パーティ自体のポテンシャルは高く、自分の実力さえ足りればもっと上のレートを目指せる気がしました。来シーズンに向けての大きなモチベーションになったので、対戦数をより重ねて2100目指して頑張ります。
オニゴーリだけは本当に構築ちゃんとしてないと勝てないので来期はPT全員に必中技仕込みます
質問等ございましたらTwitter(@negitoropoke)にお気軽にどうぞ!